Blogブログ

今後の展望!?2020.04.21| コラム 

こんにちは投資アナルリストの141ちゃんです。
皆さん、お久しぶりですね。
昨夜は、WTI原油先物 5月限ってやつの価格が歴史上初めてマイナスって値段を付けたんだ。
世紀の瞬間を目撃出来て、夜更かしして良かったと思っている。
マイナスってどういう事なんだろう?
お金あげるから、原油どうぞ持って帰って……って事なのかな?
もう、初めての事だし良くわからないや……
もっとよくわからない人の為に今日も、わかりやすく解説するから勉強して下さいね。
まず……『ガソリン代が安くなるから良いんじゃね?』
と思ってる人、手を挙げて下さい。
……残念ですが貴方は、木を見て森を見ずタイプの人です。
今回のコロナで言う『学校休みになってバリ良くね?』と同じレベルだと思って下さい。
油田は一度噴出したら、採り切るまで出続けます。
水道のように、蛇口をひねったら止まるってもんでもないでしょう。
タンクに貯蔵し維持するにもお金がかかります。
『モノが余るから安くなる』
当然の成り行きなのですが、いずれ使い道を考えないといけない……と言う事です。
これ、まず覚えておいて下さい。
次に、これは私見ですが……
原油価格暴落が、アメリカのシェール業界を潰す為に中国やロシア、中東のオイルマネーの意志が入った価格操縦だとしたら……これは恐ろしい話になります。
アメリカの民間銀行がシェール業界に融資返済を無理やり迫る、言わゆる『貸し剥がし』ってヤツが起きれば、リーマン級の経営破綻が起きて日本も巻き込まれます。
もひとつ恐ろしいのは、中国の動きだと見ている。
このどさくさに紛れてインド太平洋に、空母を動員して軍事的圧力をかけている。
何で……こんな時に?
世界中が大変な時でしょうに……?
貴方、典型的なKYなの?
黙ってないのもアラブ人。
無理やり「歴史的減産合意」なんて何のメリットもない。
当然、ロシアも虎視眈々と状況を伺っているだろう。
そこに元々、生意気だなと思ってた中国へのコロナの責任問題……
本当は仲良くないロシアとの確執……
アメリカのせいでグチャグチャにされた中東……
それぞれの思惑が重なった時……原油を大量に消費する絶好の機会が到来するんじゃないかな?
そう……それは戦争という形として。
むしろ、私は既に序章を迎えてると思っているが……
最後に私から一言
『お願い!みんな仲良くだよ!』

トレサポからのお知らせ