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[資金管理4]損小利大を目指す2019.07.31| コラム 

利食いのルールをつくるうえで最も大切なのは「損小利大」です。損小利大とは、負けるときは小さく、勝つときは大きく。損失よりも利益のほうが大きいことをいいます。

ラクトレの戦略もロジックを構成するうえ、審査する上でかなり重要視している部分でもあります。

 

統計指標としては、ペイオフレシオが1を超える、ということです。

 

「損小利大」は、デイトレードというよりも、相場で勝つためのコツです。

タイミングを考えずにトレードした場合、勝つ確率は50%、負ける確率も50%です。

トレードを10回すれば、勝ちが5回で、負けも5回です。

 

この条件で、利食いの値幅とロスカットの値幅を同じにすると、手数料などの分がマイナスになってしまいます。

たとえば、利食い幅が15円、ロスカット幅が15円というルールで10回トレードをすると、利食いが5回で75円、ロスカットも5回で75円

プラスマイナス0で損がないように思えますが、売買手数料がかかるので、これでは利益が出ません。

ロスカットの幅よりも、利食いの幅を大きくしなければ、儲けることができないわけです。

 

たとえば、利食い幅を25円、ロスカット幅を15円というルールで10回トレードすると

利食いが5回で125円、ロスカットが5回で75円。

これならば、50円分のプラスになるわけです。そこから売買手数料を引いても、利益が出ます。

タイミングを考えずにポジションを仕掛けても、ロスカットの幅よりも利食いの幅を大きくすれば、儲けられる確率が高くなるわけです。

 

利食い、ロスカットを検討するときには、「損小利大」となるよう、ロジック構築することがお勧めです。

 

ラクトレの戦略では、ログイン後のマイページにて戦略の詳細を見ることができますが、

パフォーマンス指標の中にペイオフレシオの数値が書かれています。

戦略を選ぶ時は、このペイオフレシオという数字は非常に重要です。

 

関連記事:戦略を選ぶ大事なポイント2 パフォーマンス指標の見方

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