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卵ボーロの秘密2020.07.14| コラム
「タマゴボーロの秘密」
タマゴボーロというお菓子はみなさん
よくご存知のことと思います。
実はこのタマゴボーロは
ある会社が市場占有率70%以上という
驚異的な数字を維持しているらしい。
それはもちろんその会社のものが
他社と比べて美味しいからに
ほかならない。
素材にこだわっているのは
もちろんだが、
この会社では、他社と違う
独創的な作り方をしてるそうだ。
なんだと思います?
それは作る人がみんな
「ありがとう」と声に出して
言いながら作ってるそうです。
それもニコニコして
しっかりと声に出して
一日に何千回も言うのだそうです。
このニコニコして、というのが肝です。
例えば怒った時にはきだす息を袋に入れて
中に蚊を入れると、
その蚊は数分で死んでしまうらしい。
逆にニコニコしてるときの息は
長生きするそうです。
おにぎりでも実験できる。
怒ったときに握ったおにぎりと
ニコニコして握ったおにぎりでは
見た目一緒でも
子供はかなりの確率でニコニコにぎりを選ぶ。
素材にこだわるその先には、作ってる人の
ニコニコ度にもこだわる時代がくる。
作ってる人たちの波動がモノに移るから
というのが
この会社の社長である竹田さんの考えだ。
でも、作ってる人の気持ちが
いつもニコニコって難しくないか?
竹田さん曰く、
「ありがとう」と声に出していると
自然にニコニコしてくるし、
何より運がよくなってくる
と言っている。
「1日3000回ありがとうと言ってみなさい。
人生変るから」と。
40分でだいたい3000回言えるそうだ。
なんと竹田さんの会社の社員は
1時間「ありがとう」と言うと給料とは別に
お金が支給される。
1時間で800円。
だから毎日「ありがとう」と2時間言う社員は
1ヵ月で4万8000円プラスにもらえるそうなのだ。
究極のタマゴボーロを作るためには欠かせない
経費として考えているのだろう。
これが爆発的に効をそうしたそう。
ありがとうと声に出して言っていると
みんなの顔が変わってきて
ニコニコ顔になったんだそう。
しかも工場には「ありがとう。ありがとう」と
録音されたテープが24時間流れてる。
だから出荷するまでにだいたい100万回の
「ありがとう」がお菓子に入ってるそうです。
見えない成分、100万回のありがとう含有。
このたくさんの感謝の言葉が
侮れない驚異的な実績となって
会社の業績に現れているのもまた事実だ。
(出典:「致知」竹田和平・渡部昇一対談)