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[資金管理6]単利運用から複利運用へ2019.08.08| コラム 

資産運用するからには、「複利運用」が基本ですが、始めは「単利運用」で構いません。

例えば100万円でミニ1枚でトレード。

年間で500円でも取れれば、年間利回り5%。十分な資産運用です。

しかしこれは、まだ日経225の投資に慣れていないトレーダーが、練習する期間の運用と考えてください。

やはり、投資は複利運用です(笑

 

複利運用をする場合、証拠金に対して、どのくらいのロットにすればよいのか。

ここは慎重になる必要があります。

その一つの考え方として、「リスク」を基準に考えます。

先物取引はレバレッジのかけられる取引で、ミニ1枚7万ほどの証拠金で取引でき、現在のレートで「204万」の額を動かしています。大きければ1日で600円以上動くこともあるので、「全力」でいくと、1日で相場から退場になる可能性があります。

7万だけ入れて、トレード開始はNGです。

勝ち続けるには、相当な「運」が必要です。

一番安全なのは、「レバレッジのかからない」資金管理です。

証拠金204万円に対して、ミニ1枚ですと、万が一、日経平均が0円になれば、証拠金も0円です。現物株式をトレードしているのと同じリスクになります。(厳密には違いますが・・・)

証拠金60万円に対して、ミニ1枚で取引すると、信用取引ぐらいのリスクです。

追証ラインが低いので、日経平均が5000円程逆行しないと、追証になりません。

ともあれ初級者のトレーダーは、この範囲内でトレードをお勧めします。

 

また、投資家さまの中には、「この戦略は常時ミニ1枚しか保有しないから、100万円の資金があれば10倍(10枚)で運用できるな」と、ロットを決めている方もおられるかもしれません。

それに従うのはNGです。

資金100万でも、資金1000万でも、ミニ10枚取引できますが、リスクが全く異なります。

リスクをしっかりと理解して、自分の資金にあった取引枚数で資産運用を遂行していきましょう。

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